マーケティング&データサイエンス・AI
 マーケティングやデータサイエンスは、卒業研究で取り組む学生も多く、興味のあるヒット商品や人気のあるサービスの要因を自らの努力で調査して、分析を行なっています。
 例えばWebの電子チラシを閲覧する際に、男女で関心を寄せる箇所(見ている場所そのもの)が異なる事はご存知でしょうか。当研究室では視線追跡技術を使って、この問題を明らかにしましたが、これは今後のWebの電子チラシは勿論、Web画面の設計指針を変える大きな発見と言えます。
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 またAI(人工知能)については、大別して機械学習(エキスパートシステム)と計算知能(Computational Intelligence)に分けられます。前者は、様々な入力に対して、あらかじめ条件を設定しておいた回答を返すものであり、後者は入力値に対する出力値を、ニューラルネットワーク(脳神経モデル)等を用いて予測するものです。これの中間層を増やしたものをディープラーニングと言います。

 この後者をマーケティング分析に活用することによって、いままで思いもよらなかったデータ同士の関連性を、人間では無くAIが見つけます。膨大な時間と労力を費やすことなく、AIが経営に有用なデータを見つけ、それを基に経営者が新たな経営戦略を投入する、そんな時代が実現しようとしています。
 現在、企業はIT経営をベースにしたAIやロボットの戦略的活用によって、経営体質を変える大きなビジネスチャンスに直面しており、これは「経営がわかる技術者」でないと解決できない問題です。
参考文献
・社内管理業務におけるAIの適用,豊谷他, 日本情報ディレクトリ学会第21回全国大会,研究報告予稿集,p.73-74,平成29年 9月
・AIを導入したソフトウェア開発の品質管理, 豊谷他, 情報処理学会第79回全国大会,講演論文集,6A-01,平成29年 3月
・Webチラシの男女別視線分析によるデザイン設計,豊谷他, 日本情報ディレクトリ学会誌, Vol.15, No.1,p.134-p.141,平成29年 3月
・WebサイトのSEO利用調査と上位概念ページの導入,豊谷他, 日本情報ディレクトリ学会誌, Vol.14, No.1, p.72-p.79,平成28年 3月
・中国Webショッピングサイトのチャットによる信頼構築と知覚リスクの情報分類, 豊谷 他,日本情報ディレクトリ学会誌, Vol.12, No.1,平成26年 3月
・ネットショッピングの利用者分析に基づく購買要因と口コミの評価,松本,豊谷, 日本大学生産工学部 第47回学術講演会講演概要,5-49,平成25年12月
・ネットショピングの利用者傾向による製品購買要因と評価,松本,豊谷, 第18回日本情報ディレクトリ学会全国大会 研究報告予稿集p.51-54,平成25年9月
・インターネットショッピングにおける日本人の消費者行動,半田,豊谷, 日本大学生産工学部 第46回学術講演会 5 - 38,平成25年12月
・製品の顧客評価によるWebショッピングの売上向上戦略,半田,豊谷, 第17回日本情報ディレクトリ学会全国大会 研究報告予稿集 p.63-66,平成25年9月 他
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